長春の旅７

北京空港発、関空着の飛行機は16：20の出発である
約４時間ぐらい待たなくてはならない。
待っている間に、出国手続きの用紙を書き込む。
入国手続の記入とほぼ同じなので、今回はスムーズに書き込むことができた。
北京空港はやっぱり国際空港、
待っている間に多くの日本語や英語等の言語が聞き取れる。
やっぱり日本語を聞くと安心できる。
しかし、来た時の嫌なことも思い出される。
喫茶店でも入ろうかな？と思いつつも、なぜか気が重い。
結局、空港でお土産を買い、ロビーで待つことにした。
出発約２時間前、国際線入り口に入り、セキュリティーチェックを受け
搭乗口で待つことにした。

雪の影響で飛行機は軒並み遅れている。
私の搭乗する飛行機は大丈夫なのかな？
搭乗時間前になっても搭乗口に受付の人も来ないし、
飛行機は着いていないようである。
モニターを見ると、なな、なんと搭乗口が変更されていた。そして
出発時間も変更されている。
たぶん放送はされていたのだろうが全くわからないのが問題か・・・
とりあえず、変更された搭乗口へ向かう。
北京空港の国際線の端から端まで移動。
そして搭乗口につき、もう1度モニターを確認。
間違いないことを確認した。

出発は17時40分、1時強遅くの出発となる。
でも、出発時間になっても搭乗はさせてもらえない・・・
まだ飛行機が着いていないようだ。
同じ便に乗る予定のお客さんが、空港係りの人に色いろ尋ねている。
僕もちょっとそわそわしている。
結局19：00に搭乗、19：20出発となった。
私の乗る飛行機はまだマシなほうである
隣の搭乗口の飛行機は6時間以上遅れていて、夜食が配られていた。

飛行機に乗り込むと飲み物のサービス、続いて機内食が配られた。
約8間ぶりの食事だ。

ちょっと遅めの昼ごはんをホテルのレストランで食べる。
言葉は通じないので、メニューを指さして「これ！」って感じで。
中国に来て初めて一人でご飯を食べた。
やっぱり一人で食べるとおいしくないかな・・・

部屋に戻り、ＴＶをつける。
相変わらずＮＨＫのＢＳ放送では、昔のオリンピックの様子が放映されている。
１時間に１回、日本のニュースと天気予報が流れる
日本ではお正月２日前か・・・
中国に居ていると正月がくるという雰囲気が全くない
でも明日中国を経ち日本へ戻ると正月気分かな・・・

陽は暮れ、そろそろ夕食の時間
でも、遅めの昼食を食べたので余りお腹が空かない。
１食ぐらい抜いても死にはしない
今夜は何も食べずに寝ることに決め、荷物を片付けはじめた。
お風呂に入ると疲れがドッ～っと出てきた。
今夜は早く寝ることに決めた。

朝が来た。外はまだ暗い。
朝のコーヒーを飲み、スーパーで買っていたパンをかじる。
6：30に彼女たちとロビーで待ち合わせなので少し前にロビーへ行き、チェックアウトをする。
チェアーにかけ、彼女たちを待つが6：30を過ぎても彼女たちは現れない。
朝も早いし、彼女も仕事の都合がつかないのかもしれない。
まぁしょうがないと思いつつ、7：00までロビーで待ち、それまでに来られないようなら
ホテルを出ようと思っていた。
外はまだ暗く、寒そうである。
6：45ごろ、彼女たちが来た。本当に来てくれたのだ。うれしい！
早々に彼女たちとタクシーで空港に向かう。
日本では搭乗時間の２時間前までに空港に来るよう指示されるので
中国でも同じ感覚で空港に向かったのでした。
空港には約４０分程で到着。
搭乗手続きまでにはだいぶ時間がある。
空港ロビーで彼女たちを話をしながら待つ
手続きが終わったが、搭乗時間ギリギリまで話をした。
そして、別れの時間が・・・
あっという間に３日間が過ぎた。
彼女たちと別れるのも悲しいなぁ
昨夜、ホテルで覚えた中国語で挨拶した。
「いろいろありがとう、楽しかったです」
そして、「また会いましょう」と・・・
バイバイと言い握手を交わした。
セキュリティーチェックを受ける、彼女たちはもうここから先へは入れない。
振り返り、もう１度手を振った。
「ありがとう」って心で叫んでいた。